デコボコ無く斉一に育てられた令和4年産「いちほまれ」の苗たちです。
苗半作(なえはんさく)と言われるように、おいしい米づくりは、しっかりとした苗づくりから始まります。生産者の腕の見せどころです。
坂井市三国町横越
坂井市三国町横越
越前町田中
越前市西尾町
越前市西尾
ゴールデンウィークの快晴のもと令和4年産「いちほまれ」の田植えが始まりました。大切に育てた苗を田植え機の背中いっぱいに積んでいざ出発です。
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
越前町気比庄
越前町気比庄
広大な田んぼを田植え機が軽快に走っています。
何も植えられていないように見えますが、しっかりといちほまれの種がまかれています。直播(じかまき)栽培という圃場に直接種まきをして栽培する作業性の高い作り方です。直播は「じかまき」「ちょくは」「ちょくはん」「じきまき」など読み方は多様です。
福井市上文殊
越前町田中
植え頃になった「いちほまれ」の苗をみんなで田植え機に積み込みます。
田植えは春作業を締めくくる一大イベントです。
苗箱に苗取り板を差す人、補助者に渡す人、田植え機に乗せる人、役割分担もばっちりです。
たくさんの人の手を借りて「いちほまれ」は作られます。
大野市牛ケ原
大野市牛ケ原
大野市牛ケ原
福井県内全域で田植え作業が最盛期を迎えました。
自然豊かな山あいの中山間地でも「いちほまれ」が作られています。
「いちほまれ」はいもち病という病気に強く、中山間地でも収量が確保できるので、"中山間地を救う米"と評価してくれる生産者の方もいらっしゃいます。
越前町下糸生
福井市上文殊
福井市上文殊
大野市右近次郎
越前町下糸生
越前町気比庄
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
今年も「いちほまれ」の生育調査が始まりました。
各地の普及指導員さん、営農指導員さんが7月末頃まで調査を行います。
梅雨の雨の日も夏の暑い日も"毎週"欠かさず「いちほまれ」の生育状態を記録し、圃場や地域の生育傾向を把握します。
調査データは、より良い「いちほまれ」ができるよう栽培指導に活用されるほか、来年以降の更なる改善にも活かされます。
ちなみに、左の人は1株あたりの茎の数を数えて、右の人は稲の長さを測ってるんですよ。
2人が読み上げる数値を記録する係とあわせて3人1組が理想的な調査チームです。
坂井市坂井町五本
南越前町合波
南越前町合波
福井市上文殊
「いちほまれ」がしっかり根付いた田んぼに荒島岳が映し出されています。
日本百名山に選定されている荒島岳は別名"大野富士"と呼ばれ、県外の登山者も多くいらっしゃいます。
梅雨入り前のこの時期は県内各地で「いちほまれ」のストライプと大自然のリフレクションを楽しむことができます。
大野市上野
福井市上文殊
福井市上文殊
坂井市坂井町御油田
坂井市坂井町御油田
越前町大谷
南越前町合波
好天に恵まれ、「いちほまれ」は順調に茎数を増やしています。
水稲は1本の親茎から次々に新しい茎が出てきます。これを分げつ(ぶんげつ)と言います。
この時期は1週間に1枚の葉っぱが出てきて、その3枚下の葉もとから分げつが発生します。
この写真の「いちほまれ」は6葉抽出中です。興味のある方は水稲の葉っぱの数え方を調べてみてください。
初期の分げつからは、形の整ったきれいなお米が取れるので、生育初期にしっかりとした分げつを確保することが、品質の高い「いちほまれ」づくりに重要です。
坂井市三国町野中
福井市田ノ頭
福井市田ノ頭
福井市田ノ頭
坂井市三国町池見
坂井市三国町池見
坂井市三国町池見
坂井市三国町野中
坂井市三国町野中
大野市上野
大野市上野
大野市新塚原
敦賀市沓見
敦賀市沓見
敦賀市沓見
敦賀市沓見
北陸地方は6月14日に梅雨入りしました。いちほまれの葉色(ようしょく)も段々と濃くなってきました。
連休に植えられた「いちほまれ」栽培圃場では、溝切り(みぞきり)作業が行われています。
溝切り作業は、圃場の中に水が通るための溝を作ることで、収穫まで圃場全体で均一な水管理ができるようにする重要な作業です。
腰につけた袋には溝と溝をつなぐための小さなスコップが入っています。
手押しの機械でぬかるむ圃場を何度も往復してしっかりとした溝を作っていきます。
おいしい「いちほまれ」をお届けできるよう、生産者の皆さんは今日も汗を流しています。
大野市牛ケ原
福井市上文殊
坂井市三国町池見
坂井市坂井町五本
大野市牛ケ原
大野市牛ケ原
大野市牛ケ原
大野市上野
大野市新塚原
大野市新塚原
越前町下糸生
南越前町合波
敦賀市沓見
敦賀市沓見
敦賀市沓見
敦賀市沓見
敦賀市沓見
「いちほまれ」の分げつ(ぶんげつ)が進み、目標とする茎数に達した圃場もあります。
がっしりした株でトンボが羽休めをしていました。
株元ではヤゴの抜け殻がみられたり、カエルが圃場を見守っていたり、「いちほまれ」の田んぼでは、トンボやカエルなどの生き物が当たり前に息づいています。
若狭町井崎
福井市上文殊
福井市田ノ頭
福井市田ノ頭
福井市田ノ頭
福井市田ノ頭
福井市田ノ頭
大野市上野
大野市堂本
大野市下舌
大野市下舌
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
北陸地方は史上初の6月の梅雨明けとなりました。福井県では最高気温35℃を超えるような日が続いています。
「いちほまれ」の田んぼでは、オタマジャクシが気持ちよさそうに泳いでいました。
この地域は"パイプライン"という農業用の給水システムが整備されており、上流で取水された水が地下の巨大な管水路を通じて供給されています。
冷たくてきれいな水が、良質でおいしい「いちほまれ」を生み出します。
坂井市三国町川崎
福井市上文殊
福井市上文殊
福井市上文殊
福井市田ノ頭
福井市田ノ頭
福井市田ノ頭
坂井市三国町川崎
坂井市三国町川崎
南越前町合波
最も茎数が増える最高分げつ期を迎え、県内各地で「いちほまれ」の緑の絨毯が広がっています。
日に日に大きくなる「いちほまれ」の株元には、成体になったばかりの小さなカエルがたたずんでいました。
田んぼは現在、中干し中。田面に小ヒビが入る程度に圃場を乾かすことで、根の活力向上や稲の受光体勢改善、収穫の作業性向上を図ります。
「いちほまれ」が作る日陰と適度な湿度、条間を通る風で田んぼの中のカエルも快適そうです。
坂井市坂井町五本
福井市上文殊
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
大野市堂本
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
敦賀市山泉
福井では戻り梅雨の様相で、連日雨が続いています。
「いちほまれ」は幼穂(ようすい)が1mm~2mm程度確認できる幼穂形成期を迎え、田植えの早かった圃場では4mmくらいになっています。
幼穂は稲の穂の赤ちゃんで、幼穂がどんどん成長して、秋には黄金色の稲穂となります。
品質と収量を確保するためには、この時期に肥料を効かせる必要があり、肥料成分を効かせるためには水分が必要です。
戻り梅雨の恵みの雨で「いちほまれ」の成長も順調です。
若狭町井崎
福井市上文殊
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
坂井市坂井町五本
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
若狭町井崎
「いちほまれ」の茎の中で穂がふくらんできています。穂ばらみ期に入っています。
茎をめくると綺麗な穂が出てきました。背景に見える稲株も葉がピンと立って良い姿をしています。
穂の先端が少しでも出ると出穂と判断します。圃場全体の40%~50%が出穂したら出穂期です。
「いちほまれ」は間もなく出穂です。
越前町下糸生
福井市上文殊
福井市田ノ頭
福井市田ノ頭
福井市田ノ頭
越前町下糸生
県内各地の圃場で「いちほまれ」が出穂期を迎えました。
止葉(とめば)と呼ばれる最後の葉っぱも太く長く力強い姿に仕上がっています。
県の普及指導員とJAの営農指導員は、この時期一斉に「いちほまれ」栽培圃場を巡回し、出穂期の判定を行います。
品質低下の原因となる早刈りや刈り遅れとならないよう、出穂期から収穫適期を予測します。
また、出穂期の確認とあわせて、SPAD(スパッド)と呼ばれる葉緑素計で葉色を測定し、高温条件でもしっかり実ることができる稲体となっているか確認します。
いよいよ登熟期を迎える「いちほまれ」の大事な身体測定です。
敦賀市御名
坂井市三国町池見
坂井市三国町池見
坂井市三国町池見
敦賀市御名
敦賀市御名
敦賀市御名
綺麗に穂が出揃った「いちほまれ」圃場です。
よく見ると「いちほまれ」が開花しているのが確認できます。
水稲の開花は、もみが花弁の代わりで、中から雄しべが顔を出します。
この時期の限られた時間にだけ見ることができる特別な花です。
ここから徐々に穂を垂れ、傾穂期(けいすいき)となります。
福井市田ノ頭
福井市田ノ頭
福井市上文殊
福井市上文殊
出穂後の暑さや大雨に負けることなく成長し、こうべをたれてきた「いちほまれ」です。
中山間地では、電気柵で田んぼを囲って、イノシシ等による獣害から田んぼを守っています。
電気柵は、張る時の苦労もありますが、設置後もこまめな電圧チェックが必要です。
下草もしっかり管理されており、通電もばっちりです。大事な大事な「いちほまれ」を24時間守ります。
越前町茱原
越前町下糸生
越前町下糸生