田植えが終わるこの頃から、生育調査が始まります。稲の育ち具合にあわせて、田んぼを管理するために、生育調査が行われます。稲の葉の長さ、枚数、色の濃さ、茎の本数を調べることで、稲の健康状態を知ることが出来ます。これから7月頃まで、毎週、県普及指導員は、田んぼの中にかがんで、稲の健康診断をしていきます。
いちほまれの田植えが始まりました。農家さんが、苗がまっすぐに植えられるように気を遣っています。まっすぐに植えることは、たくさんのお米を獲ることに繋がります。整然と並んだ稲にはむらなく日が当たり、風も通りやすくなります。元気で立派な稲を育てるため、農家さんは苗の列が曲がっていないか、じっと見つめながら田植えをします。
苗を育てるハウスには、温度計が設置されています。これは、気温に合わせて管理を行い、丈夫な苗を育てるためです。苗は暑すぎると、しおれてしまいますし、寒すぎると、大きくなれません。苗の様子と苗の高さに吊るされた温度計を見ながら、農家さんは丈夫な苗を育てます。
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